私は8区を担当してるんですよ。台東ってところで女子部が兄さんのことでどうしても指導を受けたいと訪ねてきた。
兄さんが酒乱で毎日ウィスキー1本以上飲んでる。そして暴れて。
お母さんが病気で80歳。お姉さんと自分で看病。お姉さんはスナックやってる。
そして兄さんがみんなお金もっていっちゃう。兄さんやめてって言っても、
「何するんだ。」って怒鳴るんです。暴力だ。否応なしに全部お金をもっていっちゃう。
何も仕事しないで、競馬、競輪、博打です。酒乱です。
こうゆう兄さんをどうしたらいいでしょう?
身内で苦労する業かな。
「兄さんが憎らしくて憎らしくて死んでくれればいい。この兄さんさえいなければ私はどれほど幸せかと思って。
長男だけど兄さんが憎らしい。」
こう思っている間は解決しないよ。
あなたに身内で苦労する業があるんだよ。 兄さんが悪いんじゃないよ。
親の宗教が流れ込んできてるんだよ。
ノイローゼとか異常神経とか酒乱とか、必ずすごい祈祷している人です。
邪宗日蓮宗、身延ですよ。
その祈祷した七代前からくる。二代前が強くくる。おじいちゃん、おばあちゃんの。それが孫にくる。
兄さんが邪宗教の犠牲なんじゃないか。
あなたに来たらどうなるんだ。あなたが精神分裂だよ。
お兄さんのとこに、我が家の謗法、祈祷したやつが兄さんに来てるんだ。
私に来てたら私もそうなってたんだ。
兄さんが邪宗の害毒を見せてくれてるんだ。って気が付かない。
「我が家の大謗法です。祈祷した罰です。勘弁してください。」と題目あげて祈りなさい。
「先祖の分まで私が広宣流布します。兄さんと一緒に広宣流布するから兄さんの目を覚ましてください。
兄さんが広宣流布できるように目を覚まさせてください。」
と、お願いしなさい。どんどん体の中にわかすようにして、兄さんに浴びせるように、ミサイルのように
どんどんどんどん、兄さんに吸い込んでもらう。
そしたら兄さんが一滴も酒が飲めなくなるから。病気になるか。誰か折伏して目が覚めるか。
必ず酒が読めなくなっていいお兄さんになるから。
あなたが広宣流布のために兄さんを救うんだ。
「御本尊様、助けてください。兄さんの目を覚まさせてください。」と、お題目をぶちこめ。
一月で兄さんがね。一滴も酒が飲めなくなったんですよ。
バケツにいっぱいすごい血をはいて、飲めなくなっちゃった。
わたくしの兄はひどい酒乱で寿司屋を三件も潰しました。月のうち十日働けばいいほうでした。
一件の店に三か月と続かず、東京中の寿司屋を歩き回り、わずかな給料もその晩のうちに酒代にかわり、
姉の経営しているスナックに行っては博打代、競馬代とお金をもっていき、渡さないと暴れ、暴力をふるい、
昼となく夜となく飲み歩き、借金は増える一方でした。
母八十歳の病気の看病疲れと兄の酒乱をかかえて、家にいるのがいやになり、
「母を病院に入れて私はここから逃げたい、早く自由になりたい」と思いました。
兄の暴力と暴言の恐ろしさのあまり、勤行の声も出なくなり顔を見るのもいやになり、声を聞いただけでドキドキしました。
兄の足音を聞いただけで、神経がビリビリして、ノイローゼになり、心臓も苦しく生きているのがいやになりました。
そんな時、7月3日台東文化会館で辻副会長に御指導をしていただきました。
「それは身延と祈祷を拝んだからだよ。兄さんに全部出ている。兄さんは犠牲者だよ。
その兄さんなんて、この兄さんさえなんてと憎んではいけないよ。謗法の根を切るんだよ。」
と、御指導してくださいました。御本尊様の拝み方が間違えているのに気が付きました。
今までは憎み恨み、「この兄さんさえいなかったらどんなに幸福だろう。もう治らない、飲み続けて死ぬしかないんだ。」と、兄が謗法の恐ろしさと身延の害毒を私に見せてくれているのに気が付かないで
「私はなんと恐ろしい命だったのだろう。御本尊様、どうか私を許してください。
謗法をお詫びして兄を広宣流布のお役に立たせてください。幸せにしてください。」と、祈り続けました。
八月の猛暑の中、十日間何も食べずに白瓶を一本ずつ飲み続けました。
骨と皮になって、胃液をバケツいっぱいはき、五時間から六時間脂汗をかいて苦しみました。
辻副会長の御指導通り、○○家の宿業を切ってしまおうと、兄、姉、一緒に一念を定めて真剣に7万遍の唱題をあげました。
現在の医学ではどうすることもできなかった兄が、御書に
妙とは蘇生の義なり 蘇生と申すはよみがへる義なり
(法華経題目抄:947)