感謝感激で、丁寧に丁寧にお題目でぐるぐるぐるぐると体の中を隅から隅まで染み込んでいくと、
髪の毛の一本一本から足のつま先まで南無妙法蓮華経になっちゃう。命が。御本尊様と同じ功徳になる。
自分が南無妙法蓮華経になっちゃう。それを当体蓮華(とうたいれんげ)。
これは制御不能ということではなくて功徳が同じということです。
例えば、新幹線に乗るときも、東京で1時に乗れば4時10分には新大阪に着くんだと信じて乗る。運転するのは運転手さん。どこに行ってるかちゃんとわかる。止め方もわかる。私たちは何もできない。運転のことは何もわからない。でも、この電車に乗れば4時10分に新大阪に着くと信じて乗る。
何でも知ってる運転手さんと何も知らない私とが同時に大阪に着くわけです。同じように。功徳は同じじゃないですか。
違うところは運転手さん一番先だ。私は一番ビリかもしれない。だけど同じ。
功徳等し。御本尊様は一人ひとりの仕組みを全部知ってます。だから
智慧聰達(ちえそうだつ)
法華経・妙法蓮華経如来寿量品第十六
すべての知恵を見通しているから智慧聰達(ちえそうだつ)
私たちは何も知らない。信じて乗る。御本尊様と功徳等し。南無妙法蓮華経になったら世界公布ができるわけです。
一人ひとりが仏です。一人ひとりが南無妙法蓮華経になっちゃう。
住んでる人がみんな幸せになるから立正安国論。